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デカフェにはカフェインが含まれていない?安全性について調べました!

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コーヒーにはみなさん知っての通りカフェインが含まれています。カフェインには様々な作用がありカラダに良い働きをしてくれたりします。

 

ただ、人によってはカフェインを摂ることで体調を崩す方もいます。意外と知られていませんが、カフェインアレルギーなんて方もいるようです。

 

また、妊娠中の方などは胎児に影響を及ぼす可能性があるとされており、1日のカフェイン摂取量は200mgまでにした方がいいと推奨されています。

 

ですので、妊娠中や授乳中の方はカフェインをなるべく摂らないようにしています。でも、コーヒーが好きでどうしても飲みたいなんて方もいらっしゃると思います。

 

そんな方でも飲むことができるコーヒーとして最近知られてきているのが「デカフェ」「カフェインレスコーヒー」です。

 

デカフェはカフェインがほとんど含まれていません。日本ではまだまだ認知度は低いですが、ヨーロッパでは多くの人が日常的に飲んでいるようです。

 

しかし、デカフェには発がん性があるという噂があります。カフェインを含まなくても発がん性がある飲み物なんて怖くて誰も飲みたくありませんよね。今回はデカフェの安全性について説明したいと思います。

デカフェってなに?

2019 06 16 05h09 47 - デカフェにはカフェインが含まれていない?安全性について調べました!

デカフェ(Decaf,Decaffeinated coffee)というのは、本来カフェインが入っているコーヒー豆からカフェインを取り除いたもののことを言います。

 

日本ではまだまだ馴染みが薄いですが、ヨーロッパでは日常的に飲まれている飲み物です。

 

ヨーロッパではコーヒー豆中のカフェインが0.2%以下であればデカフェと呼べると決まっています。

 

しかし、日本では「デカフェ」のコーヒーにカフェインが何%カットされているかということについての具体的な規定はまだ存在しません。

 

日本では需要が少なく、特に問題視されていないのでデカフェの定義がまだないのかもしれません。

コーヒー豆からカフェインを取り除く3つの方法

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コーヒー豆からカフェインを取り除いてデカフェを作る方法は主に以下の3通りです。

有機溶媒抽出

ジクロロメタン(塩化メチレン)という液体状の化学物質を使ってカフェインを取り除く方法です。

 

最も低コストで、味にうるさいヨーロッパでは一番メジャーな方法です。デカフェの風味のみを考えれば一番だとされている方法です。

超臨界二酸化炭素抽出

二酸化炭素を超臨界流体という状態にしてカフェインを取り除きます。カフェインの抽出剤として二酸化炭素をジクロロメタンの替りに使うというだけです。

 

しかし、液体の二酸化炭素を作るのに大規模な設備が必要で、とてもコストがかかります。

水抽出

水抽出はスイスウォータープロセス(SWP)とも言われ、水でカフェインを抽出しており、化学薬品を一切使わない方法です。

 

この製法で作られたデカフェコーヒー豆にはSWP製法でデカフェされていることが明記されていたり、証明書が表示されていたりします。

デカフェって飲んでも問題はないの?

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デカフェには発がん性物質が含まれているとか、飲むと危険だとか聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。デカフェを飲んでも問題ないのでしょうか?

 

超臨界二酸化炭素抽出法は二酸化炭素を利用しているので安全性については問題ありませんし、水抽出法では水を利用しているので安全性について問題はありません。

 

問題視されているのは有機溶媒抽出法です。ジクロロメタンというのは発がん性が懸念される有害物質です。

 

ジクロロメタンは人への発がん性は確認されていませんが、動物への発がん性は指摘されています。皮膚や目に触れると炎症を起こすこともあるそうです。

 

ジクロロメタンは40℃が沸点の液体で、ビーカーに入れておいても蓋をしないと直ぐに蒸発してなくなってしまう物質です。

 

そのためコーヒー豆の焙煎の過程でジクロロメタンはほとんど蒸発してしまい、製品になるころにはほとんど残っていないと言えます。

 

ですので、残留可能性は極めて低いので科学的には安全といえます。しかし、科学的に安全だといってもこれは理屈上の話であり、妊娠中の方が飲むには適していないと言えます。

デカフェは美味しくないって本当?

今までコーヒーを飲んでいた方がデカフェを飲むと物足りないと感じる方もいらっしゃるようです。

 

やはり、普通のコーヒーと比較するとどうしても風味は落ちてしまう傾向にあるようです。

 

その理由は、どの方法も温度や時間は違えど、コーヒー豆の生豆をお湯で煮ます。そのためカフェイン以外の成分も抽出されてしまいます。

 

ただ、味が落ちるかというとそれは別問題のようです。味の好みというのは人それぞれです。

 

ですので、カフェインが除去されたデカフェの方が美味しいと感じる方もいらっしゃいます。

 

ただ、デカフェが美味しくないと言われている理由には豆の品質にも問題があるようです。

 

コーヒー豆からカフェインを除去するのにはその分コストがかかってしまいます。

 

デカフェと普通のコーヒーがあった時に、値段が大きく違うと買う気にならないですよね?

 

ですので、デカフェに使われる豆はグレードが低くされがちで、どうしても味が落ちるといったことがあります。

 

しかし、最近では味にこだわったデカフェも増えてきています。美味しいコーヒーを飲みたい場合は店員さんに聞いてみましょう。

まとめ

デカフェというのはコーヒー豆からカフェインを取り除いたコーヒーのことを言います。

 

日本ではデカフェの定義はあいまいですが、通常のコーヒーと比べるとカフェイン量は10分の1以下の商品が多いようです。

 

安全性についてもほとんど問題はないようです。ただ、有機溶媒抽出という方法で作られたデカフェの場合は多少心配はあるようです。

 

妊娠中や授乳中の方で心配な方はそれ以外の方法で作られたものを飲む方がいいかもしれません。