
コーヒーにダイエット効果があるというのを聞いたことがある人は多いと思います。そのため、ダイエットも兼ねて毎日コーヒーを飲んでいるという方もいらっしゃると思います。
しかし、コーヒーは飲みたいけれどカフェインを摂取することを制限していて飲めないという方もいると思います。
「たんぽぽコーヒー」はそんな方でも飲むことができて、ダイエット効果が期待できるようです。今回はたんぽぽコーヒーのダイエット効果について説明したいと思います。
たんぽぽコーヒーについて
「たんぽぽコーヒー」はその名の通り焙煎したたんぽぽから作られています。具体的にはたんぽぽの根から作られた飲み物です。
コーヒーと名前がついていますが、原料でコーヒー豆は使われてはいません。たんぽぽコーヒーはコーヒー豆ではなくたんぽぽの根を使って作られているのでカフェインが含まれていません。
しかし、クロロゲン酸化合物が含まれているので、風味や飲み口はコーヒー豆で作ったコーヒーに近くなっています。
たんぽぽコーヒーを飲むと痩せるの?

たんぽぽコーヒーがたんぽぽから作られており、カフェインが含まれていないということはおわかりいただけたかと思います。次はダイエット効果について説明したいと思います。
クロロゲン酸による脂肪燃焼効果
クロロゲン酸はコーヒーにも含まれているポリフェノールの一種です。クロロゲン酸には脂肪の蓄積を抑える働きがあるので、脂肪肝を予防することが可能です。
脂肪肝は肝臓に中性脂肪が溜まってしまった状態のことを言います。お腹が出てきて「メタボ」なんて言われたりしますが、脂肪肝がメタボリックシンドロームに繋がると言われています。
放置しておくと肝炎などの病気を引き起こしてしまうこともあります。
食後の血糖値の上昇を抑える
たんぽぽコーヒーには血糖値の上昇を抑える働きがあります。肥満の原因の一つに食後の血糖値の急激な上昇というものがあります。
血糖値の上昇をゆるやかにすることで、肥満予防をすることができます。
デトックス効果
たんぽぽコーヒーには「イヌリン」という食物繊維が含まれています。イヌリンは腸内の善玉菌の増殖を促進してくれ、腸内を健康に保ってくれます。
また、たんぽぽコーヒーに含まれている「タラキサシン」という成分には消化機能促進作用があり、通便をよくしてくれる効果があります。
むくみを予防・改善する働きもあり、血行を促進する働きもあります。体の中からきれいにしてくれるので、ダイエットによくないということはありませんよね。
体を温める効果
寒い時にホットコーヒーを飲むという方は多いと思います。しかし、コーヒーは体を冷やす飲み物です。
それに対し、たんぽぽコーヒーは体を温めてくれる飲み物です。内臓を冷やさず温めることで痩せやすい体になり、ダイエット効果が期待できます。
内臓は冷えると働きが遅くなり、消化吸収機能が弱まるといわれています。内臓の吸収機能が弱まると基礎代謝が減って太りやすい体になってしまいます。
太らない体を作るためにも内臓を温める必要があります。内臓を温めることによるダイエット効果はすぐに現れるわけではありませんが、少しずつ痩せやすい体に変化させていくことは可能とされています。
たんぽぽコーヒーのデメリット

体に良くて、ダイエット効果もあるのでメリットばかりのように思ってしまいますが、人によってはデメリットもあります。
不眠や動悸
たんぽぽコーヒーには血流を改善してくれる働きがありますが、人によっては飲用すると不眠や動悸などの症状が現れる方もいます。
胃酸の分泌過多
たんぽぽの根の部分には、強壮剤としての作用があり、体内から毒素を排出したり体質改善を行う効果があります。
しかし、人によっては胃酸の分泌過多となり胃痛を引き起こしてしまう場合があります。
まとめ
たんぽぽコーヒーというのはまだまだ知名度も低く、飲んでいる方も少ないようです。飲んでいる方は妊娠中や授乳中の方が多いようです。
ただ、それ以外の方も飲んで欲しい飲み物です。たんぽぽコーヒーにはクロロゲン酸が含まれており、ダイエット効果が期待できるようです。
また、血糖値の上昇を抑えてくれる効果もあり、糖尿病予防にもいいとされています。ただ、飲み過ぎてしまうとデメリットもあるようです。
毎日適量を飲むのであればカラダに良い飲み物です。カフェインも入っていないので、寝る前に飲んでも大丈夫です。
コーヒーが好きだけど、カフェインが入っていないものを探しているという方はぜひ一度試してみて下さい。