
コーヒーは今やどこでも購入できる手軽な飲み物です。毎日缶コーヒーを買ったり、コンビニでコーヒーを買ったりしている方も多いと思います。
しかし、普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、「紙コップでホットコーヒーを飲むと太る」なんてこと知っていますか?
「毎日コンビニでホットコーヒーを飲んでいるよ」なんて方にとっては一大事。コーヒーを飲むと痩せると思って飲んでいる方も多いはず。
それが紙コップで飲むと逆効果だなんて困ってしまいますよね。今回は紙コップでホットコーヒーを飲むと太る原因について説明したいと思います。
紙コップが漏れ出さない理由
コンビニなどでコーヒーを購入すると紙コップでコーヒーをもらえると思います。その紙コップですが、紙でできているのにコーヒーが漏れ出すということってありませんよね。
これは内側に防水用のコーティングがされているんです。普通の紙だとしたらすぐに濡れて漏れてしまいますからね。
耐水防水用のコーティング剤として使われているのがビスフェノールAという成分です。ビスフェノールAという物質の名前を初めて聞いたという方もいらっしゃると思います。
この物質はサングラスやCDから水や食品の予期まで多くの日用品に使われています。缶詰の内側のコーティングにも使われています。
紙コップが肥満を引き起こすと言われる理由は?

ビスフェノールAは糖尿病のリスクを高めると言われています。ビスフェノールAを多く摂取するとインスリンの分泌を狂わせてしまいます。
インスリンは血糖値の調節をしてくれますが、この分泌が狂うと肥満を招き、糖尿病を招く可能性があります。
また、糖尿病以外にもがんや内分泌(ホルモン)かく乱、免疫機能障害、高コレステロールなどとの関連も指摘されています。
血中のビスフェノールAの濃度が高い人は注意する必要があります。
ビスフェノールAを摂取しないためには
では、このビスフェノールAを摂取しないためにはどうしたらいいのでしょうか。紙コップを使わないだけでは十分ではありません。
プラスチック製のマドラーにもビスフェノールAは含まれていますし、コーヒーフレッシュなどにも入っている可能性があります。
- マグカップでコーヒーを飲むようにする
- プラスチックのマドラーやコーヒーフレッシュは使用しない
- ストローを使わず、店内ではガラスのコップで飲む
まとめ
今回ビスフェノールAという物質について説明しました。ビスフェノールAがインスリンの分泌を狂わせ、肥満を引き起こす可能性があります。
大人であればたいしたことない量でも、子供にとっては影響を及ぼしてしまう可能性があります。気にし過ぎる必要はないかもしれませんが、摂取のし過ぎには注意しましょう。